階層 DB データハンドリング技術
従来方式ではクラウドとエッジの処理系統が異なるため各々での実装と連携開発が必要でしたが、階層型DB のデータハンドリングでは、「クラウド」から「エッジ」までのデータハンドリングを単一の処理系統による一気通貫で実現していきます。
階層型DB のデータハンドリング
当社ではこれらの増大するデータを、エッジのCPU を利用して手軽にハンドリングできる一つの手法を開発しています。つまり、階層型 DB によりクラウドとエッジの協調を最適化する、言い換えますと分散配置された多数のエッジにてデータを一括検索、一括通知可能なシステムで効果的なデータハンドリング・ソリューションを提供する会社です。正に、小さなシステムで大きな成果をスピーディに実現する正に 5G 時代を先取りした技術です。
「階層DB (データベース)」システムでは、下記の図のように「最上位層:クラウド」から、「中間層:中継器・ Gateway 」、「末端層:エッジデバイス」と階層化します。
各DB によって全体で1つの仮想的な DB を形成し、利用者はそこから必要なデータを取得しデータの実体は末端層の DB のみが持ち、主要なデータ処理も末端層で行います。つまりエッジのソースを有効活用して、クラウドに依存しない効率的な総合検索を実現するシステムです。
下記の図は、「IoT データ総合マネジメントプラットフォーム(仮称)」と称したエッジに保存されたデータを高速で検索するシステムを総合的に描いたものです。
急増し続けるセンサーデータの全てをクラウドに集めることが現実的でなくなってきている状況において、センサーデータを個々の IoT デバイスに蓄積して一元管理し、全デバイスデータの総合的な検索を可能とするシステムです。
大量のIoT デバイスが接続する大規模なシステムにおいて、デバイス側(エッジ)で検索した結果を集めて利用ができます。 IoT データの活用においてこれまでにない新しい仕組みを提供可能です。