【IoT データ総合マネジメントプラットフォーム】 Search Edge Directly

 急増し続けるセンサーデータの全てをクラウドに集めることが現実的でなくなってきています。

 これらの状況において、センサーデータを個々のIoT デバイスに蓄積して一元管理し、全デバイスデータの総合的な検索を可能とする「 IoT データ総合マネジメントプラットフォーム」です。

 大量のIoT デバイスが接続する大規模なシステムにおいて、デバイス側(エッジ)で検索した結果を集めて利用します。 IoT データの活用においてこれまでにない新しい仕組みを提供いたします。

プラットフォーム構造

 末端層・中間層・最上位層の各DB によって全体で1つの仮想的な DB を形成し、利用者はそこから必要なデータを取得します。データの実体は末端層の DB のみが持ち、主要なデータ処理も末端層で行う。エッジのリソースを有効活用して、クラウドに依存しない効率的な総合検索を実現します。

■データハンドリング

 従来方式ではクラウドとエッジの処理系統が異なるため各々での実装と連携開発が必要でしたが、階層型DB のデータハンドリングでは、「クラウド」から「エッジ」までのデータハンドリングを単一の処理系統による一気通貫で実現していきます。

■提供製品(ソフトウェアプラットフォーム)

提供製品(ソフトウェアプラットフォーム)

 当社の中核技術である階層型DBを、エッジからクラウドまでの顧客に対し、幅広く組み込んでいただけるよう、IPの提供とコンサルテーションを行ってまいります。階層型DBは下記種類のDBによって構成されています。

Main D-DB全エッジに問い合わせをする主 DB 。単体での使用は不可。
Gateway D-DB概ね 1,000 台のエッジ+中間 DB に対し1つずつ必要。
エッジの数が1000 未満の際は不要。単体での使用は不可。
Edge D-DBエッジ用 DB 。単体でも使用可能。

開発中の推奨スペック

共通スペックOS:Ubuntu/CentOS 等 Linux
(他のディストリビューションはご相談ください
Main D-DBCPU:i86 64bit / 外部記憶
Memoryは規模に応じますが大量に必要なわけではありません。
Gateway D-DBCPU:i86 64bit / 外部記憶
Memoryは規模に応じますが大量に必要なわけではありません。
Edge D-DBCPU:i86 64bit(ARM 64bit 対応も予定しています 。
外部記憶とMemory :それぞれ DB で扱うデータと同程度。

 現在、上記3製品を鋭意開発中です。プロトタイプのデモ等についてはご相談ください。