医療福祉への応用(病室・居室見守りシステム)

病室・居室見守りシステム

 2020年は新型コロナウィルスで大変な年となってきました。このような中で私たちは、軽症隔離患者や、待機中の人たちのための「見守りシステム」に「非接触物体センシング技術」と「 AI データ処理技術」が大きく役立つと信じてシステム開発を進めています。とくに「非接触でストレスをかけず」、「画像は送らないプライバシー保護」の両立が特徴です。

 上の図は、フロアスタンドのフードの中に「24GHz レーダ AI センサ」や「 ToF 方式状態モニタセンサー」を装備して 〈 心拍数 〉 、 〈 呼吸数 〉 のモニタリングや、患者の状態変化を優しく見守るシステムです。画像は一切出力も記録もされず、プライバシーを保護した上で行動分析のビッグテータに使えることを目的に「人をさりげなく見守るシステム」として大学の研究機関と連携して要素技術開発を進めています。